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ビジネス #生成AI第2幕の行方

マイクロソフトがAI搭載「Copilot+ PC」投入の意 ライバルは「MacBook Air」、新たに始まるPC競争

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新PCカテゴリー「Copilot+ PC」を発表する、マイクロソフトのサティア・ナデラCEO(筆者撮影)
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マイクロソフトはWindows PCのあり方を大きく変える決断をした。5月20日(アメリカ太平洋時間)、同社の年次開発者会議を翌日に控え、「Copilot+ PC」という新カテゴリーと、それに準拠するPCの発表会を行ったのだ。

マイクロソフトが「再設計されたWindows 11(Rearchitected Windows 11)」と呼ぶほど大きな変化を伴う。従来のPCのほとんどでは動かず、新しいPCの購入も必要となる。

新しいPCカテゴリーを導入する理由は、「AIを使ってPCをもっと使いやすくする」ことだ。別の言い方をすれば、スマートフォンで起きようとしているトレンドがPCでも起きようとしている、とも言える。

マイクロソフトはPCでなにをしようとしているのかを解説してみたい。

PC上のAIが「物忘れ防止」の切り札に?

Copilot+ PCは、簡単に言えば「AIを搭載したPC」である。

まずどんなことが可能になるかを紹介しよう。もっともわかりやすいのが「Recall」、日本語版では「回顧」と呼ばれるものだ。

PCを使っている最中、「この間見たはずのあの情報、どんな内容だっけ?」と考えることはないだろうか。

Recallはこういう状況をカバーするためのもの。「青い服」「赤い車」のように断片的な情報をCopilot+ PCに投げかけると、過去にPC上で行っていた行動、例えばウェブ検索や文書作成など、そのときの情報を写し出してくれる。検索対象は文字情報だけではない。写っていた写真や描いていた絵など、ビジュアルの一部でも構わない。

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