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進化論に基づいた「最適な生き方」を考える
私は大学や大学院で生態学を学んでいた頃から進化論に興味があった。当時の進化論は「ネオダーウィニズム」が主流だった。これは「突然変異と自然選択」を進化の主な要因とする考え方である。
大学院の頃にリチャード・ドーキンスの提唱した「利己的遺伝子」の話を知って、その後に山梨大学で講師として教壇に立ったときも、なんとなく怪しい理論だと思ったけれども、主流の理論なので学生にはドーキンス流の進化論を教えていた。
しかし、しばらく経つと「ネオダーウィニズムは壮大な錯誤体系ではないか」と考えるようになった。
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【構造主義的に捉え直してみると…】
