ゴルフの上達には「3つのつながり」が欠かせない訳 「全体的な調和」を意識することが大切だ
アメリカへも留学し筋膜や解剖学に関する技術や知識を深め、ストレッチトレーナーとして活躍するきまたりょう氏。
『世界一わかりやすい 筋肉のつながり図鑑』の著者でもある同氏が、運動や日常生活における全身の筋肉や、筋肉同士のつながりへの知識がいかに大切かを解説します。
ゴルフの上達には「筋膜」のつながりへの意識が重要
ゴルフはただボールを打つだけではなく、「全身の調和」を必要とするスポーツです。プレイヤーにとって技術的なスキルだけでなく、身体の各部位がどのように連携して動くかを理解することが、実は非常に重要です。
そんな全身の調和を意識するためにかかせないのが、「筋膜」のつながりへの意識です。
筋膜は体内の結合組織のネットワークで、筋肉、骨、神経、血管を支え、包み込む役割を果たします。ゴルフのスイングは、この筋膜の「つながり」に大きく依存しており、スムーズな動きと強力なショットの両方を可能にします。
しかし、多くのプレイヤーはこの大事な部分を見落としがちです。
つながりについてここで詳しくは取り上げませんが、ざっくりとお話しするとミカンの白い薄皮のように、全身の筋肉を覆っているものがつながりといえます。
ここをイメージできると、これまでのゴルフをはじめとする運動や筋トレ、ストレッチの効果まで変わってきますし、怪我をしにくい身体が手に入ります。
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