「ガキ使」ADで挫折、人気オカルト作家の苦難の頃 先輩スタッフは「3カ月でぶっ壊してやる!」と宣言

✎ 1〜 ✎ 118 ✎ 119 ✎ 120 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
はやせさんはなぜ、オカルトに魅入られたのか。そしてどのようにしてオカルトで飯を食うことができるようになったのか(筆者撮影)
この記事の画像を見る(6枚)
これまでにないジャンルに根を張って、長年自営で生活している人や組織を経営している人がいる。「会社員ではない」彼ら彼女らはどのように生計を立てているのか。自分で敷いたレールの上にあるマネタイズ方法が知りたい。特殊分野で自営を続けるライター・村田らむが神髄を紡ぐ連載の第114回。

オカルトで飯を食えるようになるまで

はやせやすひろさん(35)は、放送作家仲間の岸本誠さんと怪奇ユニット「都市ボーイズ」を結成している。彼らが運営する、都市伝説やオカルトを扱うYouTubeチャンネル「都市ボーイズ」はチャンネル登録者数32万人を超えている。また、活動は放送作家の範疇におさまらず、ポッドキャスト配信、オカルト番組に出演、と多岐にわたっている。

フリーランス稼業成功の心得―東洋経済ONLINE BOOKS No.1
本連載が電子書籍になりました。『フリーランス稼業成功の心得―東洋経済ONLINE BOOKS No.1』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

また呪物コレクターとしても知られ、オカルトコレクター田中俊行さんと開催した『祝祭の呪物展』は東京、大阪で2年連続開催。のべ1万人以上が訪れる大人気イベントになった。

2023年11月の上梓した初めての著書『闇に染まりし、闇を祓う』(サンマーク出版)は、はやせさんの「怪異ハンター」「オカルト専門探偵」の一面をフィーチャーした作品になっている。

個人としても、都市ボーイズとしても人気、注目が集まっているはやせやすひろさん。

はやせさんはなぜ、オカルトに魅入られたのか? そしてどのようにしてオカルトで飯を食うことができるようになったのか? サンマーク出版の会議室でお話を伺った。

『祝祭の呪物展』の様子。東京、大阪で2年連続開催、のべ1万人以上が訪れる大人気イベントになっている(筆者撮影)
次ページ怪異に恵まれている環境で育った
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事