INDEX
「大気」と「空気」はどう違う?
ここからは、「火の技術と燃焼」についてお話しします。
物が燃えるためには、火だけではなく、空気が必要です。
では、「大気」と「空気」はどう違うのでしょうか?
地球には大気圏があり、宇宙の隕石や太陽の有害な放射線から地球を守っています。
大気は地上約500~1000キロメートルまで存在するといわれ、最下部の対流圏(地上から約8~18キロメートル)、その上の成層圏(地上約50キロメートル)、さらに上の中間圏、熱圏、外気圏があります。
私たちにとって身近なのは、対流圏と成層圏です。
対流圏と成層圏の大気を、私たちは「空気」と呼んでいます。
空気は地上から高くなるにつれて密度が小さくなっていきます。
密度は単位体積あたりの質量ですから、空気の密度が小さくなるということは、空気が薄くなるということです。地上から7キロメートルの高さで、空気の密度は地表付近の2分の1になってしまいます。
次ページが続きます:
【対流圏で起きている現象】
