国際ジャーナリスト蟹瀬誠一氏に聞く
為替を動かす世界三大トピックス
ゲインキャピタル・ジャパン

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スコットランド独立を訴えるスコットランド民族党も議席を伸ばしました。スコットランドの独立を求める声が、再び強まる可能性があります。保守党は2017年までにEU離脱の是非を問う国民投票を実施すると公約しています。仮にEU離脱となると、経済や金融などの面で大きな影響が出ます。

賢明な指導者であれば、そのような判断はしないでしょう。ただ、背景には、EU加盟国からの移民が急増し、国内の雇用に問題が生じていることがあります。予断を許さない状況と言えます。

蟹瀬氏が注目するオンラインFXサービス
「FOREX.com(フォレックス・ドットコム)」

世界30カ国以上を取材で回った経験により、早くから為替取引にもなじみがあるという蟹瀬氏は「ここ数年で、個人投資家のポートフォリオの一つとしてFXが着実に存在感を高めている」と指摘する。中でも口座数を伸ばしているのが、MT4(メタトレーダー4)の提供で実績がある「FOREX.com(フォレックス・ドットコム)」だ。蟹瀬氏に、そのサービスを評価してもらった。

FXは1998年に個人向けサービスとしてスタートし、色々な企業がFXサービスを提供し始めました。ピーク時には400社以上のFX会社がありましたが、改正金融先物取引法や金融商品取引法の施行により、経営基盤のぜい弱な業者が淘汰され、業界の健全性・透明性が増しました。

今では店頭FX会社は60社ほどに絞られ、個人投資家が安心して投資できるようになりました。FXサービスはポートフォリオの一つとして組み入れるに足る、市民権を得たと言えます。

ただし、具体的なサービスの内容は、各社によりまちまちです。オンラインFXサービスの場合、業者選びのポイントとして、「ツールの使い勝手がいいこと」ははずせません。

「FOREX.com」のMT4は、世界中のトレーダーから支持されている非常に高機能なチャートソフトであり、トレーディングプラットフォームだと聞いています。私も実際に操作してみましたが、チャートを見ながらマウスをクリックするだけで、さまざまな注文や決済ができるので、誰でも直感的に使えそうです。

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