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中国人が「日本の医療」を爆買い?関心高まる背景 巨大ECアリババが日中医療ツーリズムに参入

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  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)

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コロナ前は中国人の「爆買い」が話題を呼んでいた。写真は2016年時のもの(写真:アフロ)

訪日団体旅行が今月10日に解禁された中国。旅行プラットフォームでは早くも「日本」の検索が急増し、コロナ禍前の「爆買い」復活に期待が寄せられている。

一方で経済の減速や消費スタイルの成熟を背景に、インバウンドも「コト消費」への移行が進むとの声も多く、中国EC最大手のアリババグループは、日本の医療機関と中国人旅行者を結ぶ越境医療ツーリズムへの参入を発表した。

コロナ禍で中国人の健康志向が高まったことを受け、人間ドックや遺伝子検査など日本の予防医療から手がけ、美容医療に広げていく考えだ。

日本の美容医療に関心を持つ中国人

8月上旬、中国・大連市に住む40代女性から数年ぶりに連絡が来た。娘の大学進学のお祝いとして、来年冬に日本旅行を計画しているという。コロナ禍前には2年に1度のペースで日本を訪れ、土地勘もある女性だが、今回は自力では訪問が難しい場所があるという。

「娘が二重の手術を受けたいと言っているから、お勧めのクリニック教えてほしい。できればついてきてほしい」

美容整形なら韓国のほうが有名なのでは?大連市からソウルまでは飛行機で1時間だから、週末でも行けるのに……。

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