500年も行方不明「王の遺骨」主婦が発見した背景 なぜ興味を持ったのか?主婦の勇気と情熱

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主人公を演じるのはイギリスの女優サリー・ホーキンス。2013年の『ブルージャスミン』ではアカデミー賞助演女優賞に、2017年の『シェイプ・オブ・ウォーター』ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。そんな彼女が本作のどこに惹かれたのか。

長い年月をかけても、あきらめない気持ち

「彼女のすべてですね。彼女のような女性がこの世には必要なんです」と語るホーキンスは、「彼女は水のような存在だと感じる。決してあきらめないし、できないことには常にほかの方法を探し出す。『ノー』と言われてもけっしてあきらめない。長い年月をかけ、静かに穏やかに突き進んでいった」と評する。そしてラングレー自身もホーキンスの演技に「わたしが歩んできた10年の旅が美しくまとめられていた」と感激のコメントを寄せている。

誰がなんと言おうが、直感に導かれた自分の信念を貫き、夢を追い続けた女性の姿に思わず胸が熱くなる。

壬生 智裕 映画ライター

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みぶ ともひろ / Tomohiro Mibu

福岡県生まれ、東京育ちの映画ライター。映像制作会社で映画、Vシネマ、CMなどの撮影現場に従事したのち、フリーランスの映画ライターに転向。近年は年間400本以上のイベント、インタビュー取材などに駆け回る毎日で、とくに国内映画祭、映画館などがライフワーク。ライターのほかに編集者としても活動しており、映画祭パンフレット、3D撮影現場のヒアリング本、フィルムアーカイブなどの書籍も手がける。

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