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コストコ時給1500円が安いニッポンに与える影響 地元小売は嫉妬より低コストの理由を学ぶべきだ

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コストコの「高時給求人」に、地方企業の経営者から嘆きの声が相次いでいるーーそんなニュースが話題になっている今、労務費を中心としたコスト構造から同社の強さを分析します(写真:yu_photo/PIXTA)
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コストコ、時給1500円で求人募集

とても清々しいニュースが飛び込んできた。コストコが日本各地で、時給1500円のアルバイトやパートを募集しているという。読者もアルバイトやパートを検索できるサイトで「コストコ」を検索してみてほしい。なるほど、レジ打ちや品出し、キッチン業務などを1500円で大募集している。

この1500円はスタートで、それ以上の時給を提示するものもある。なかにはご丁寧にコストコのメンバーシップカードが無料でもらえると「特典」を打ち出している求人もあった。

コストコ広島倉庫店の短期スタッフ募集記事/出所:スタンバイ

各都道府県では最低賃金が異なる。最低賃金が1000円だとしても、約1.5倍になる。当たり前だが、時給1000円と時給1500円では、6時間働くと3000円もの差が生まれる。働きがいは時給だけでは決まらない、とはいえ、この差は人びとに訴求するにじゅうぶんだろう。

ところで気になるのはコストコの労務費を中心としたコスト構造だ。私はこれまでコストコのビジネスモデルについて解説記事を執筆した。今回は利益の仕組みというよりも、労務費を中心としたコスト構造について見ていきたい。

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