バツイチ、子どもを育てながら誰かを信じることに疲れ切っていたある日、同じバツイチの男と運命的な恋に落ちてしまった……。
しかし、そう思っていたのは私だけだった……?
40歳を過ぎての恋、反抗期の息子、産婦人科に通う友人……平凡な物語はやがて、予想を覆す結末へ。
他人を信じるとは、信じた人に裏切られるとは何か? 「人を信じること」の意味を問いかける、やまもとりえ渾身作。
『わたしが誰だかわかりましたか?』(KADOKAWA)より抜粋してお届けします。
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