パックン「節約はガマンではなく稼ぎ」の金銭感覚 今でも「服を買うのは5年に1回程度」

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その後は勉強が得意だったことを活かし、一念発起で借金をしてハーバード大学に入学。卒業したあとは、晴れてお金に困らない生活を手に入れたが、パックンは今も変わらず価値あるもの以外にはお金を使わない。

『1セントの節約は1セントの稼ぎ』

「子どものころの経験もあって、今でも無駄遣いは大嫌いなんですよ。飛行機もエコノミーだし、高級ブランドの服も買いません。安いスーパーを選んだり、ひとつのものを長く使い続けたり、コツコツと節約を続けています」

(写真:週刊女性PRIME)

そのため、私服を買うのは5年に1回程度。靴下も同じものを20足まとめ買いし、片方が破れても、もう片方が無駄にならないようにしているという。

「日本では節約を『ケチくさい』と考えている人が少なくありません。でも、アメリカの格言に『1セントの節約は1セントの稼ぎ』というものがあります。節約で余らせたお金も、れっきとした自分の財産です」

“節約”と聞くとガマンを強いられている感覚になるが、“稼ぐ”という考え方ならモチベーションも上がる。まさに収入がなくてもお金を増やせるテクニックだ。

「貧しい家庭で育ったからこそ、普通の人より引き出しは多いと思っています。心がタフになったし、小さなことでも感謝の気持ちを持てるようになりましたね」

(取材・文/オフィス三銃士)

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