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アメリカがリセッションを回避もまたリスク FRB引き締め長期化で一層深刻な不況に

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  • 森田 長太郎 オールニッポン・アセットマネジメント執行役員/チーフストラテジスト、ウォールズ&ブリッジ代表

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(写真:giri / PIXTA)

米国の代表的な景気の先行指標であるISM製造業指数が、11月は30カ月ぶりに景気拡大・減速の分岐点とされる50を割り込んだ。米国経済の減速局面入りはほぼ確実な状況である。市場エコノミストの大半はすでに2、3カ月前から来年1〜3月のリセッション入りを予想してきたので、まさにそのとおりの展開とも見えるところだが、実はそうともいえない。

米国リセッション回避のリスク

ISM指数の50割れは確かに米国経済の減速局面入りを示唆するものだ。ただ、リセッション入りは意味しない。2四半期連続での実質GDP(国内総生産)のマイナス成長をリセッションの定義とすれば、それに該当するISM指数の水準は経験則で45割れだ。あと2カ月でリセッション入りするというには、11月のISM指数での50割れは実はむしろ遅すぎるのである。

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