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今の日本経済にこそ市場の「見えざる手」が必要だ 星野リゾート星野代表が語る「国富論」の重要性

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星野佳路(ほしの・よしはる)/星野リゾート 代表。1960年生まれ。米コーネル大学大学院修了後、米国で日本航空開発(現オークラ ニッコー ホテルマネジメント)に入社。1989年に帰国後、実家の星野温泉に入社するも、半年で退職。シティバンクを経て、1991年、星野温泉に戻り、社長に就任。現在はグループの代表を務める。経営学の「教科書」を活用した経営を実践(撮影:尾形文繁)

普段は経営の教科書としてドラッカーの著作などを読んでいるが、「今読むべき古典」を推薦するなら、経済学の父、アダム・スミスの『国富論』(1776年に英国で刊行)を挙げたい。

それは星野リゾートの経営というよりも、現在の日本経済の状況を考えてのことだ。資本主義やビジネスの競争のあり方について、原点に返るべきだと強く感じている。

この本の中でアダム・スミスは、国家による統制や干渉を否定し、各個人が自己の利益の最大化を目指すと世の中はよくなるという、「レッセフェール」の理念を論じている。そこから今の資本主義やビジネスの基本が始まった。

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