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目撃者たちが語る「梨泰院」雑踏事故の悲惨な現場 ハロウィーンで集まった人が一斉にパニックに

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ドラマでも人気のソウルの繁華街、梨泰院で29日に起こった事故では少なくとも149人が死亡、150人が負傷したと伝えられている(写真:Matej Leskovsek/The New York Times)
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ネオンサインの輝きと、アジアの各都市のナイトライフでおなじみの有名ブランドの数々が、土曜日の夜にソウルで起こった事件の恐ろしさをより一層際立たせている。

レーヴォ、ファイアボールウィスキー、オアシスバー&カフェは、ソウルの梨泰院(イテウォン)地区のある交差点で広告看板を掲げている。「ハッピーハロウィン」と黄色、赤、ピンク、青の文字で書かれた大きな看板もあった。楽しい時間を過ごそうとする若者たちを惹きつけてやまないものばかりだった。

「人が多くて身動きがとれなかった」

しかし、140人以上が死亡し、100人以上が負傷した群衆の急増の直後に撮影されたビデオは、別の話を伝えていた。ネオンカラーのベストを着た救急隊員が、地面に倒れた人々の胸に激しく水をかけ、必死に蘇生を試みる姿が映っていたのだ。

(写真:Matej Leskovsek/The New York TImes)

「人が多くて身動きがとれなかった」と、事件から1時間後に地下鉄梨泰院駅に到着した、仁川市のソン・スヨンさん(46)は話す。「落ちたら死んでしまいそうな感じだった」。

別の目撃者はツイッターにこう書き込んだ。「人々は押し倒され続け、さらに多くの人々が押し潰された 」。「群衆の下に押し潰された人たちが泣いていて、自分も押し潰されて死ぬんじゃないかと思った。穴から息をして、助けを求めて泣いていた」。

現場で記者会見を行う消防当局(写真:Matej Leskovsek/The New York Times)

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