亡くなるときは、病院で苦しみながらでなく、できれば住み慣れた場所で、自分の好きなように、楽に後悔せずに逝きたい――。そう願う人も多いのではないでしょうか。
愛媛県で在宅医療を始めて20年のたんぽぽ先生こと永井先生とスタッフは、患者さんと家族に寄り添い、一緒に悩みながら、最期までどう過ごすかを、つねに考えているといいます。
そんな患者さんとの実話、『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで』に続く、第2弾『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 おうちに帰ろう』。今回は、新しい研修医2名も加わり、多職種のスタッフが連携する在宅医療について、実際のエピソードのマンガとともに深めていきます。
本稿では同書から一部を抜粋し、乳幼児の頃から重度の障害があった子どもさんの両親が悩み葛藤しながらも、わが子に人工呼吸器をつけるという決断を下し、自宅で過ごせるようになるまでのお話をお届けします。在宅医療=高齢者だけではないという現実があります。
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永井 康徳
医療法人ゆうの森理事長 たんぽぽクリニック医師
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ながい やすのり / Yasunori Nagai
愛媛県の僻地診療所勤務の後、2000年に愛媛県松山市で、四国で初めての在宅医療専門のたんぽぽクリニックを開業。「理念」と「システム」と「人材」のすべてを高いレベルで維持して在宅医療の質を高めることをめざし、現在は常勤医10人、職員100人の多職種チームで在宅医療を主体に、有床診療所、外来の運営も行っている。
平成22年には市町村合併の余波で廃止となった人口約1200人の町の国保へき地診療所を民営化し、開設4カ月で黒字化を達成。そのへき地医療への取り組みは平成28年に第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞。
全国各地での講演を行い、「全国在宅医療テスト」や「今すぐ役立つ在宅医療未来道場(通称いまみら)」「流石カフェ」など在宅医療の普及のための様々な取り組みを行っている。コロナ禍で現地講演会が難しくなってからは、YouTubeで「たんぽぽ先生の在宅医療チャンネル」を開始している。
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2002年より名古屋を拠点にイラストレーターとして活動を開始。コミックエッセイをはじめ、犬や猫のゆるキャラマンガ、広告イラストや、アニメも手がけている。ねこまきとの共著に70万部超の大ヒット「ねことじいちゃん」シリーズ(KADOKAWA)や、心がほっこりする「トラとミケ」シリーズ(小学館)など人気作品が多数ある。
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