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ゼネコン業界「25社の技術連合」の期待と不安 鹿島・竹中・清水建設が幹事、技術革新起きるか

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建設RXコンソーシアム設立当初の大手ゼネコン16社(写真:建設RXコンソーシアム)

正会員企業数25社、協力会員数80社超──。

江戸・明治時代に創業し、創業家が経営の中枢を担う独立独歩の会社が少なくないゼネコン業界において、アライアンスをベースにした異例の規模の組織が活動を本格化している。

組織の名前は「建設RXコンソーシアム」。RXはロボティクス・トランスフォーメーションを指す。建設ロボットや自動搬送システムの開発といった次世代技術の確立に向けて連携を図る、技術専門型の組織だ。

2021年9月にRXコンソーシアムをスタートした段階では正会員企業(ゼネコン)は16社、協力会員(通信、ソフト開発といったゼネコン以外の企業)はゼロだったが、現在の数まで膨らんだ。

「乗り遅れるとまずい。業界標準となるロボットなどが出てくると、それにいち早く対応しなければならない」(マリコン大手の幹部)との心理が働き、多くのゼネコンや企業がこぞって参画した。

「同床異夢」の実情

RXコンソーシアムに参加する企業の思惑はそれぞれ違う。

幹事役の3社(鹿島、竹中工務店、清水建設)は組織の規模のメリットを追求し、ロボットの量産化により生産費用を安くしたいとの算段だ。他方、準大手や中堅ゼネコンは、幹事役3社が主導するロボット開発に相乗りすることで技術革新の波を乗り切りたいとの、いわば他力本願的な考えがある。

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