学生時代から「人々の笑顔を増やす」ような仕組みをつくりたいと思っていた。そうした事業を起こせるのではと三井物産に入った。社内留学で行ったブラジルは経済的に恵まれていなくても笑顔の人が多かった。理由を考えると幼少期の過ごし方が違う。日本は基礎学力を高めることに忙しく、「社会で生きる力」を身に付ける余裕がない。新たな教育を通じて笑顔をつくろうと考えた。
当初は社内で教育事業を立ち上げたが、新しい仕組みをつくるならゼロからのほうが早いと起業に踏み切った。人事部任せにするより優秀な人材を集められる。資金調達も稟議書を書いて承認をもらうより、自分でやったほうがいい。失敗しても死ぬわけではない。人生を懸けてやりたいと思ったことに挑戦しない理由はない。
この記事は有料会員限定です
残り 316文字
