有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #沸騰!医療テックベンチャー

世界初の禁煙治療アプリ CureApp キュア・アップ Part2 医療を変える新旗手たち 有望ベンチャー21社

2分で読める 有料会員限定
呼気中の一酸化炭素濃度を調べるチェッカーとセットになっている

[設 立]2014年7月
[資本金]1億円
[正社員]130人

たばこをやめられない人に朗報──。CureApp(キュア・アップ)のニコチン依存症治療アプリ「CureAppSC」とCOチェッカーが、20年12月に薬事承認を得て発売された。禁煙のためのデジタル療法として世界初の製品だ。

禁煙外来の治療成功確率は実はあまり高くない。禁煙治療期間の12週で受診は5回のみ。医師の指導を受けられない期間に脱落してしまう人は多い。ニコチン依存症は精神疾患と考えられ、自力での離脱は非常に難しいとされる。禁煙治療アプリはこの治療の隙間を埋めるものだ。喫煙後に増加する呼気中の一酸化炭素(CO)の量を計測する超小型COチェッカーを併用するので、対面治療でないことによるごまかしが利かない。

内科医である佐竹晃太CEOが米国でアプリによる治療の費用対効果研究を終えて帰国し会社を設立してから6年。前例のない治療法を保険収載するのは簡単ではなかった。だが慶応大学との臨床研究などを通じて、高い安全性や医薬品を使う場合と遜色ない治療効果があることを示すデータを蓄積して学会などの理解を得てきた。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数