最大手のウエルシアホールディングス(HD)を超える、業界初の売上高1兆円企業の誕生──。ドラッグストア業界での2021年の注目は何といっても、21年10月に予定されているマツモトキヨシHDとココカラファインの経営統合だ。
しかし2社が経営統合協議を始めた19年から事業環境は一変した。ドラッグストアには、駅前立地などの店舗が中心の都市型と、住宅地などに多く店舗を持つ郊外型がある。コロナ禍でもコスモス薬品など郊外型の業績は絶好調だが、訪日外国人需要の蒸発や在宅勤務増加により都市型は「負け組」へと転落した。マツキヨとココカラはともに都市型。仕入れの一本化などでシナジー効果を出すというが、厳しい船出となる。
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