コロナ禍で販売額が激減した2020年の化粧品業界。リップは1〜10月累計で前年比6割減、チークは同4割減(市場調査会社のインテージ調べ)。訪日外国人需要の蒸発や、外出自粛でメイクアップする機会が減ったことが主因だ。
業界トップの資生堂は20年12月期の売上高が前期比で約2割減、最終損益は300億円の赤字(前期は735億円の黒字)に落ち込む見通し。業界2位のコーセーも21年3月期は営業利益、最終利益ともに半減する予想だ。
競合以上に苦戦の花王
2社以上に苦戦を強いられているのが業界3位の花王。20年1〜9月期の化粧品事業利益が72億円の赤字で、252億円の部門利益だった前年同期からは一転、業績全体の足を大きく引っ張っている。
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