日用品メーカー各社の2020年度決算は、ユニ・チャームが2年ぶり、アース製薬は10年ぶりに最高純益を更新しそうだ。20年はコロナ禍で在宅時間が増加し、衛生用品や殺虫剤などの巣ごもり関連商品が数多く売れたことが主因だ。
しかし、21年はその反動減が懸念される。マスクや除菌剤は必需品となり家庭に常備され、20年のような買いだめによる特需は期待できない。
そんな中、動向が注視されるのがライオン。ハンドソープなどの売れ行きが好調だった20年12月期は2年ぶりに最高純益を更新する見通しだが、主力ブランドの1つである衣料用洗剤「トップ」が苦戦している。
約2800億円の衣料用洗剤市場は、それぞれ4割近くのシェアを占めるP&Gと花王を、ライオンが追う構図。しかし、17〜19年に市場全体が4%成長する中で、ライオンはシェアを18.3%から13.9%に落としていた(市場調査会社のユーロモニター調べ)。
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