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ビジネス #銀行 地殻変動

「私から大東銀に声をかけることはない」 インタビュー/SBIホールディングス社長 北尾吉孝

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きたお・よしたか 1951年生まれ。74年慶応大学経済学部卒業後、野村証券入社。92年野村証券事業法人三部長、95年ソフトバンク常務などを経て、99年ソフトバンク・インベストメント(現SBIHD)社長兼CEOに。(撮影:今井康一)

われわれはこれまでの3、4年間で地方の金融機関の強化を一生懸命やってきたが、これだけでは地方創生はできないことに気がついた。

地方に工場を建てたり、ベンチャー企業を育成して産業を育てたりと、雇用を生み出さなければならない。地方公共団体との協力や、地方の人々のITリテラシーを高めるといったことも必要だ。

そのために地方創生パートナーズを立ち上げる。アドバイザーや顧問として外部の専門家をたくさん受け入れつつ、まずは出資する5社でしっかりと方針を固めて取り組んでいきたい。ウチが過半を出資し、私が代表を務めるが、代表は各社順繰りにしたい。

コロナ禍は地方創生を唱える絶好のタイミングだ。大都市一極集中が見直され、分散型社会の時代が来るからだ。例えば、テレワークでは従業員の仕事ぶりをどう管理するかが課題ではあるが、自宅での業務が普及すれば、手狭な都心よりも、土地に余裕のある地方の価値が高まる。

一方、第4のメガバンク構想はSBI単独でやっていく。提携する銀行には単なる運用やコスト削減の支援を行うだけではなく、地方の企業に対する民事再生や事業承継の手伝いなどSBIが持つ幅広いノウハウを供給する。

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