ピアノのトップメーカー、米スタインウェイ&サンズの自動演奏ピアノ「SPIRIO(スピリオ)」は、2018年5月に日本での販売が開始された。スピリオは、1853年創業のスタインウェイにとって、なんと80年ぶりの新型ピアノだ。
その特長は、“プロのアーティストの90%以上から支持される”名器スタインウェイピアノの機能はそのままに、オプションとして自動演奏機能が付加されていることだ。車に置き換えてみれば、ポルシェやフェラーリに、F1ドライバーのアイルトン・セナやルイス・ハミルトンによる自動運転機能が備わったようなもの。つまり、自分で弾く以外に、世界最高峰のピアニストの演奏を自宅にいながらにして聴けるのだ。
自動演奏はラン・ランやユジャ・ワンなど現役バリバリのピアニストによる新録音と、過去の名ピアニストの名演奏をデータ解析した音源の2本立てだ。しかも映像と同期する音源もあり、スピリオを大型モニターに接続すれば、グレン・グールドやビル・エヴァンスがその場で弾いているかのような臨場感が味わえる。2年前の発売時には2800曲だったプレイリストが現在では3900曲に増えているのも、ユーザーにはうれしいプレゼントだろう(音源は無料で毎月追加される)。
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