私立小学校に通う児童の割合は東京で4%程度、全国ではわずか1%強と少ない。また少子化の影響で定員割れや募集停止となる学校もある。しかし、人気の高い学校は多い。
私立小学校の「お受験」を考えたとき、どこから手をつければいいのだろうか。
「まずやってほしいのは学校説明会への参加。時期は幼稚園や保育園の入園前後からがいい」と話すのは、小学校受験指導を展開するアンテナ・プレスクールの石井至校長。
有名校、知り合いの子どもが通っている学校、近所の学校など、いくつか参加すると、学校の特色や雰囲気がわかってくる。最初の段階ではできるだけたくさんの学校を見学したほうがいいという。
「ポイントは、親の考えに合う学校を選ぶこと」(石井校長)。私立の場合、その教育方針に賛同できることが大前提になる。子どもは、可塑性に富むので、どんな校風の学校にも順応していくが、価値観が確立している親の場合は、そうはいかない。親の面接がある学校では、学校の方針に異を唱えそうな親なら、子どもの成績の良しあしにかかわらず、不合格となる可能性が高い。
説明会では試験の傾向などの話もあるので、受験候補が決まったら、今度は情報をアップデートするために定期的にその学校の説明会に参加する必要がある。
実際に受験をさせると決めたら、今度は塾選びと入塾だ。できれば2年程度の準備期間が欲しい。1年を切って受験対策すると合格率はかなり下がる。賢い子でも、半年を切るとそうとう厳しくなるという。
入試は10〜11月ごろに行われるのが主流。年明けに2次募集する学校もあるが、若干名の募集でさらに狭き門になっている。
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