フリーランスとして仕事を始めると、予想以上に支出が多いと気づく。しかし、確定申告で、すべてが必要経費として認められるわけではない。仕事か私用かあやふやな支出は却下される。
経費として認めてもらうには、「仕事のために使った」ときちんと証明できることが重要だ。まず、小まめにすべきなのは、何か出費があったときに、「どのような用途か」「誰と行ったのか(誰のために使ったのか)」を、鉛筆書きでもいいので領収証やレシートの裏にメモしておくことだ。

例えば、取引先と食事に行き、支払ったら「A社のBさんと会食」とメモしておく。そうすれば、交際費か会議費として経費に計上できる。「お客様の子供のお祝い品」も、接待目的だと書いておけば交際費に計上できる。事務仕事をするために1人で入ったカフェの代金も、会議費として認められる。
自宅兼事務所や自動車など公私で使うものの費用は、プライベートと仕事とで使っている割合を「按分」し、仕事の分だけ経費として申告すれば、認められる。
按分の方法は2つある。1つは使っている「面積」で按分する方法。自宅が50平方㍍あり、10平方メートルの部屋を仕事で使っているなら、自宅全体の「20%」が仕事用となる。家賃が月10万円なら、2万円を経費として計上する。水道光熱費も面積から算出した割合を使う。
もう1つは、使った「日数・時間」で按分する方法だ。自動車はこれが一般的だ。
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