有料会員登録
キャリア・教育 #MARCH大解剖

「学生時代はバイトの日々、経験や縁が今でも生きる」 法政大学有力OBが語る|宮嶋宏幸

2分で読める 会員登録で読める
ビックカメラ 社長 宮嶋宏幸(みやじま・ひろゆき)1959年生まれ、長野県上田市出身。84年法政大学文学部英文学科卒業、ビックカメラ入社。96年取締役池袋本店店長。2005年より現職。(撮影:今井康一)

法政大学時代はアルバイトばかりしていた。2012年に入学式のあいさつに呼ばれたときもこの話をしたのだが、塾講師や大工、就職情報誌の営業、国会議員の秘書など、とにかくいろんな経験をして、実社会の厳しさに触れた。

塾講師のバイトをしたのは、教師を目指していたため。でも塾長から「君は教師には向いてない」とズバリ言われた。なぜなら、生徒が質問に答えられないと「どうしてわからないのか」ときつく言ってしまっていたからだ。塾長から「そういうふうに言われたら傷つく。子どもの気持ちがわからないのか」と指摘された。この一言が、教師以外の道を探すきっかけになった。

大手スーパーの家電コーナーで働いたこともある。食品を買いに来たお客に「いかがですか」と声をかける。冷蔵庫を1台売ると、時給とは別に特別手当がもらえたので一生懸命売ったし、よく売れた。それが今の仕事の原体験になっている。

就職情報誌の広告営業の仕事もした。分厚い職業別電話帳を基に電話をかけて、「人材採用について御社のお考えを伺いたいのですが、社長はいらっしゃいますか」と聞く。真剣に考えている社長は、自ら電話に出てくれて、営業に行くと広告が取れる。一方「人事に回します」と回答する会社は、うまくいかなかった。バイトながら、会社を見極める力を養えたと思う。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数