「中国は敵ではない」。トランプ米大統領などに宛てた公開書簡が、7月3日付の米ワシントン・ポスト紙に載った。執筆者の一人であるエズラ・ヴォーゲル氏は米中関係をどうみるか。
トランプ氏の大統領就任以降、米国の対中政策は強硬さを増した。その背景には、中国は(1949年の建国以来)2049年までに米国に勝てるよう一貫して準備してきたという議論があるとされる。この「100年マラソン」論には根拠が乏しく、賛同できない。
公開書簡は、米国が反中一色というわけではないことを示すためのものだ。むろん今の中国を全面的に支持しているわけではない。香港の混乱を見ても明らかなように、自国民への強引な対応が目立つ。言論の自由を認めると不満が噴出して反政府の機運が高まる、という懸念を共産党政府は持っている。
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