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建築家、東京R不動産ディレクター 馬場正尊 リノベブームの仕掛け人、公共空間の再生に挑む
そこは過労死スレスレの激務が当たり前の現場だったが、家計の苦しさは改善されたうえ、十分すぎるほどに刺激的だった。当時、担当したプロジェクトの1つが世界都市博。博覧会を契機に東京・臨海副都心の開発が進められるはずだったが、バブル崩壊や都知事の交代で計画は中止に。馬場にとってもまさに幻の仕事となった。阪神・淡路大震災やオウム真理教の地下鉄サリン事件があった1995年のことだ。
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