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保守強硬派は女性天皇が嫌い
皇室の存続を願うならば女性天皇、女系天皇を認めるしかないはずだ。
2014年、宮内庁から連絡があって、当時の風岡典之長官と幹部である審議官にひそかに会った。内容は女性天皇の容認、女性宮家の創設についてだった。もちろん宮内庁の2人ははっきりとは言わなかったが、そのときのやり取りから、女性天皇、女性宮家を認めることは、上皇(当時は天皇)のご意志であることを確信した。陛下は皇位の安定的継承が危機的であることに苦悩されており、宮内庁としても何とか突破口を開きたいと考えていると感じた。
2017年に成立した皇室典範特例法では、国会の付帯決議で女性宮家の創設を検討することが決められた。にもかかわらず、その議論はこの2年間まったく進んでこなかった。そもそも16年に陛下がビデオで退位表明をされた際、「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ」とおっしゃった。それは陛下からの問題提起だった。ところが政府も国会も何も手を打ってこなかった。おそるべき怠慢である。
ただし、すでに機は熟している。世論調査では国民の6割から7割が女性天皇や女性宮家に賛成している。即位の礼が10月にあり、今年秋くらいから国会でも議論は確実に進むのではないか。一部の頑強な保守派を除けば、議員も問題の所在がわかっている。
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