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妻の出産・育児休暇の手続きが、サービス開発のきっかけになった(撮影:山内信也)

「ほかの起業家が目を向けていない分野だった」。人事労務のクラウドサービスを手がけるスマートHRの宮田昇始社長(34)は、事業領域をそう表現する。

入社時に必要な情報を社員がスマートフォンで入力すると、社員名簿が自動更新され、その情報から手続きに応じた書類を自動で作成。社会保険や雇用保険の手続きはウェブで役所に申請できる。年末調整もアンケート形式で質問に答えるだけで完了する。

27歳のときに難病を患った宮田氏は、好きなことをやりたいと思い、ウェブサービスをつくることを決意。だが起業して始めた2つのサービスはうまくいかなかった。そんなとき、妊娠した妻が出産・育児休暇の手続きで大量の書類の記入に困っていた。「社会保険の手続きを便利にするソリューション(解決策)は聞いたことがない。やる意味があるかもしれないと思った」。

チェーン店の需要増

サービスの開発段階からベンチャーイベントで優勝し、波に乗った。「人事労務の担当者は多くの業務を掛け持ちしており、残業時間も長い。効率化のニーズは高い」(宮田氏)。今や2万6000社以上の顧客を抱える。ベンチャーだけでなく、飲食や小売り、ホテルといったチェーン展開する企業からの引き合いも多いという。

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