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「資産運用の意義を親しみやすく伝えたい」 中川順子 野村アセットマネジメント CEO兼社長

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なかがわ・じゅんこ 1988年神戸大学文学部卒業後、野村証券入社。2010年野村ホールディングス執行役兼財務統括責任者・野村アセットマネジメント執行役専務兼チーフ・リスク・オフィサーを経て19年4月から現職。(撮影:梅谷秀司)
金融業界ではまだ珍しい「女性トップ」が今春、誕生した。国内資産運用大手・野村アセットマネジメントの中川順子CEO(最高経営責任者)兼社長だ。1988年に一般職で野村証券に入社後、総合職に転じて主に投資銀行畑を歩んできた。女性の視点で資産運用業をどう変えるのか、聞いた。

──ダイバーシティが叫ばれる時代ですが、国内金融機関では女性トップはまだ異例です。

それで少しでも目に留めてもらえるのであればありがたい。自分のミッションは、資産運用業を大きくすることだと思っている。銀行や証券会社に比べ、資産運用会社の知名度は低い。確定拠出型企業年金や投資信託などを身近に感じてもらえるよう邁進したい。

──日本人の金融や投資のリテラシーは低いといわれます。

過去の投資環境は右肩上がりでなく、それが影響しているだけだと思う。逆に言えば、そうした逆風の経験や知識があったからこそ日本人の資産運用マインドは広がらなかった。だが今後は、将来的に多少のインフレがあるなら資産運用の貢献の余地はあるし、自分へのご褒美など何年か後に使うために運用するのでもいい。

──若い世代では共働きは当たり前。女性の資産運用ニーズは一段と増えそうです。

自分の好みやリスク許容度に応じて投資に親しんでほしい。中長期の視点で運用するインデックス(株価指数)ファンドのシリーズでは、投資初心者の女性を意識したブランド戦略も始めている。人生100年時代を見据えて資産寿命を延ばすことを狙ったファンドも人気だ。

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