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ライフ #実家の片づけ 激変する相続 死後の手続き

親にやる気を出してもらう一言 言い方を間違えると失敗する

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(xiangtao / PIXTA)

実家の片づけにおける大きな難関は、親をやる気にさせることだ。「片づける=モノを捨てる」と考えてしまい、抵抗感を示す人も少なくない。

ではどうすれば円滑に進められるのか。『親の家の片づけ』の著書がある美しい暮らしの空間プロデューサーの安東英子氏は、「ちょっとした一言が大事」と言う。

「『床にモノを置いていると転んで危ないから手伝うよ』『何がどこにあるのかすぐにわかるように、一緒に片づけようね』と言えば、『そうね』と言って、重い腰を上げやすい」(安東氏)

一方で、親のプライドを傷つける言葉(下図表)は禁句だ。例えばモノを分類する際に、「これはどうする?」と聞くのは問題ない。だが、「何でこんなゴミみたいなモノを取っておくの?」と言うと、親が怒って「全部必要だから触るな」と意地になってしまい、片づけどころではなくなる可能性がある。子どもにとってはゴミに見えても、親にとっては思い入れのあるモノかもしれないからだ。

「ある実家の片づけに息子さんの依頼で行ったとき、布団のシーツが40枚も出てきたことがあった。それはお母さんがお父さんと息子のシーツを毎日交換していた名残で、息子はその事実を知らなかった。親には思い出があるので手放すのに時間がかかる」(安東氏)

捨てずに取っておくことが親の生きる望みになることもあるため、母親には「大事なモノは手元に置いていい」と声をかけて進めた。結果的に使わないモノのほとんどを手放すことができたという。

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