野村総合研究所は英オックスフォード大学のオズボーン氏らと日本における仕事の未来を共同研究し、2015年に成果を発表した。その狙いは将来の労働力不足を踏まえ、仕事を自動化できる可能性を具体的に検証することにあった。
結果として「49%」という数値が出たが、われわれの受け止め方は「49%しか自動化で代替できない」というもの。むしろ事務職など多くの人が就きたがる職業は代替しやすく、介護など人手不足が深刻な仕事が代替しにくい『ずれ』について問題提起したかった。
ただ前提に限界があったのは事実。未来の仕事のデータは存在しないので、現在の仕事が未来も変わらないとの前提で、現状のデータを使わざるをえなかった。時代とともに仕事は変わっていく。定量的予測が抱える限界だった。
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