2万4245円と2018年10月に終値で約27年ぶりの高値をつけた日経平均株価。19年の株式市場は、世界経済の減速から軟調な相場が予想される。しかし、個別に見ると好調な業績が期待でき株価が上がりそうなお宝銘柄がある。市場が波乱含みの時こそ、相場に左右されない好業績の銘柄を見極めることが重要だ。
12月14日に発売されたばかりの『会社四季報』新春号。18年度の全上場企業の営業利益は前期比5.7%増となる見通しで、9月時点の6.9%増から減速する。
業種別に見ると、自動車などの「輸送用機器」は減益幅が4%と9月末時点の1.2%から拡大。米中貿易摩擦による中国経済の減速が響く。また東京五輪需要で盛り上がる「建設業」も大型工事の一巡が影響して1.3%減を見込む。9月末時点の6.8%増から一転減益となる見通しだ。
しかし新興国での売り上げ増や新型車が貢献し、輸送用機器は来期に増益となるもよう。また、都心部の開発案件などが牽引し、建設業も回復する見通しだ。業績改善が期待できる業界、銘柄はある。
日経平均が2万1500円前後である現在、日経225銘柄の予想PER(株価収益率)は約12倍だ。通期の純利益を前期比1.2%増とする四季報予想のように、日本企業の業績の堅調さを反映してPERが13倍となれば日経平均は約2万3000円、14倍なら約2万5000円となる。世界景気が減速する中でも、株価上昇の余地があるともいえそうだ。
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