11月末、来日した各国の五輪関係者が、五輪会場の進捗状況を視察したが、「準備は順調」「重大な懸念はない」と高評価だった。全部で42ある会場のうち、新設10会場と、選手村はおおむね計画どおり進んでいる。
ただ水泳競技の会場「アクアティクスセンター」は土壌汚染が確認され、当初の2019年12月の完成予定から2カ月遅れることになった。工期以外にも、江の島で開催のセーリング競技はシラス漁との両立、トライアスロンは東京湾の水質汚染が問題とされている。
ボランティアは目標数確保
しかし、一番の問題は経費だろう。組織委員会が17年に発表した金額は1兆3500億円。内訳は組織委員会と都が各6000億円、国は1500億円だった。だが18年1月、都が負担額は8100億円に上ると発表、18年10月には会計検査院が、国の関連経費の支出が8011億円に上ると公表した。総額で3兆円を超える可能性も出てきた。
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