有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #銀行員の不安

Interview|中京銀行 頭取 永井 涼 「再編を考えていない頭取はいないだろう」

3分で読める 有料会員限定
ながい・りょう●1957年生まれ。早稲田大学商学部卒業後、80年中京相互銀行(現中京銀行)入行。2017年6月から現職。

全国で地銀再編が進む中、愛知県はどうなるのか。県内最小規模の中京銀行・永井涼頭取を直撃した。

──従来、再編について前向きな姿勢を示してきました。

経営統合や合併は銀行経営の選択肢の1つ、という考え方は変わらない。ただ現在は、そうした動きや話はまったくない。地銀の役割は地域金融の安定で、そのためには規模と収益力、経営基盤が必要だ。この時代に再編を考えていない頭取はいないのではないか。言うか言わないかだけの違いだと思う。

地銀再編は進んでいくだろう

──再編を通じた規模拡大が必要との考えでしょうか。

もちろん一定の規模は必要だが、それ以上に重要なのは経営基盤だ。要は中身であり、収益体質の強化ということ。これがないと次の一手も打てない。

──さらに再編が進みそうです。

進んでいくだろう。ただ、現状ではなかなか持ち株会社方式の統合から次の段階(合併)へ進まず、効率化が進展するのはこれからのようにも見える。

──今後、中京圏でも再編が進むのでしょうか。

何とも言いようがない。当行の筆頭株主である三菱UFJ銀行からも、統合・再編について何も指示されていないし、保有株を売却するとも聞いていない。中京地区はマーケットが豊かだった。「名古屋金利」で金利が低いが、各行とも慎重で経営基盤がしっかりしている。もちろん、その時が来るならば、それに備えて収益体質を作り上げ、波に乗れるようにしたい。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数