有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #20年後 ニッポンの難題

義務教育|学校ゼロ自治体が発生 予測11 先生は「テレビ」という教室も

2分で読める 有料会員限定
渋谷区は、閉校した原宿中学校を高齢者福祉施設に改装した(撮影:今井康一)

地域コミュニティの中核でもある小学校や中学校。2017年時点で1万9794校(小学校)、9479校(中学校)ある学校数は、少子化の影響を受け、30年後には3分の1に減少するかもしれない(各年5月、公立のみ)。

東洋大学の根本祐二教授が、将来の児童・生徒数が3割減ることや、1校当たりの学級数(12学級以上18学級以下)など文部科学省が示した子どもの教育にとって望ましい「適正規模」の観点から30年後の学校数を予測したところ、小学校は6488校、中学校は3063校になるという結果になった。

存続する学校は都市部に多く、地方を中心に、学校がゼロとなる自治体は小学校で846、中学校で986発生する。全国に市区町村は1741あり、「小中学校ゼロ自治体」の割合は半分前後に上る計算だ。たとえば小学校の場合、適正規模校数に比べ、現状の学校数が多すぎる度合いは、島根県(9.3倍)や和歌山県(8.8倍)、高知県(8.7倍)などで高い。逆に神奈川県(1.5倍)や東京都(1.9倍)は低く、統廃合が進んでいるといえる。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数