ドラッグストア業界は今や上位10社でシェア6割を占める。競争は激しく、今後は寡占化のスピードが速まるだろう。われわれは業界内で売り上げトップだが、この環境下で首位を維持するには調剤に重点を置くべきだと考えている。
「地域のインフラ企業になりたい」という理念の下、調剤併設店を展開してきた。ドラッグストアは出店余地が限られてきたと言われることもあるが、差別化すればまだまだ出店できる。人口が減っていく中で、地域で信頼される店になるのがいちばん大事なこと。そのために調剤に力を入れている。
──競合の中には食品を前面に打ち出すチェーンも出てきました。
食品は店頭で積めばすぐ売れるし、来店頻度も高まる。われわれも昔から取り組んできており、食品の売上構成比は25%前後で推移している。その中で当社はNB(ナショナルブランド)の食品を安売りするような価格競争とは距離を置いている。一般的な加工食品ばかりではなく、健康をテーマにした商品を積極的に扱うことで独自色を打ち出していきたい。
調剤併設店の拡大に注力 24時間営業店舗も増やす
──人手不足を理由に小売り・外食業界では営業時間を短縮する動きが目立ちますが、ウエルシアはあえて24時間営業店舗の拡大に力を入れています。
調剤に力を入れる理由と同じで、病気になったときに、いつでもお手伝いできる存在でありたいというのが大きい。24時間営業の店舗は2017年11月末時点で121店だが、毎年100店は増やしたい。すべての店舗を24時間にするのではなく、一定の地域に1店舗ずつ出していくイメージだ。
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