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メガバンクや地銀と何を差別化しますか? Interview|新生銀行 社長 工藤英之

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くどう・ひでゆき●1963年生まれ。87年に旧第一勧業銀行入行。みずほ証券、エートス・ジャパン、MID都市開発社長などを経て、2015年6月から現職。(撮影:尾形文繁)

幅広い機能と高い品質で小規模事業者を取り込む

われわれはメガバンクよりも預金量が1ケタ少ない。一方で、地方銀行と比べると、さまざまな機能がそろっており、クオリティも高い。

こうした特徴を生かし、今後取り組んでいく戦略分野の一つが中小・小規模事業者向けのサービスだ。中堅以上の企業は懇切丁寧なサービスを受け、有利な条件を引き出している。だが、小規模事業者向けの金融サービスは条件も悪く、十分行き届いていない。リースやカード信販の子会社を使ってファイナンスや決済サービスを提供していきたい。

──昨年12月に「レイク」ブランドで銀行カードローンの新規融資をやめるなど、無担保カードローン事業戦略の見直しを発表しました。

銀行カードローンほどではないが、レイクブランドは着実に成長してきた。ただ、期待した顧客基盤の拡大はほとんど起きなかった。昨今、銀行カードローンの適正化に対する社会的要請が強まっている。ブランドや顧客に提供する商品については、銀行と貸金業それぞれで整理したほうが誤解も避けられると判断した。

──セグメント別では、リテール銀行部門の赤字が続いています。

長引く低金利など外部環境の変化によって、個人向け資産運用業務は顧客にとって魅力があり、銀行にとっても収益力のある商品を組成するのが難しくなってきている。これまでのビジネスモデルは限界がきているということだ。

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