テックと人間は対立的関係にない
ライゾマティクスは2006年に発足したメディアアートの集団だ。ブラジル・リオ五輪の閉会式では、AR(拡張現実)やプロジェクションマッピングを使った東京五輪のプレゼンテーションを演出した。
僕らの作品は「デジタルテクノロジーを使っているのに、独特のアナログ感がある」と言われる。確かに僕らは、身体の尺度や感覚に合わせたヒューマンスケールを大事にしている。多くの人はテックを人間と対立的に考えるが、実はテックもヒューマンなものなのだ。
未来は「選ぶ」もの
経済が人間の感情に大きく左右されると近年の経済学でわかってきたように、テックが社会にどう影響するかも人間の感情と意思次第。よく「未来がやってくる」と言うが、あれは間違い。技術革新を含めて、未来はどこからともなく突然到来するのではなく、人間が選ぶのだ。
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