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人生100年時代のしなやかな住まい選び »»Part1 わが家の賢い選び方

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「住宅すごろく」なき世代の処方箋

長寿社会での住まい選びはどう考えればいいだろうか。

現在は空き家だらけの郊外ニュータウンでも、賃借からスタートして最後は一戸建てを買うという「住宅すごろく」の「上がり」として30年前に自宅を購入した際に今の状況を予見できた人は少ないだろう。その子どもに当たる現役世代の住み替えでも、目当ての立地が30年後にどうなっているか想像するのは難しい。多くの人が100歳まで生きるといわれる現在ではなおさらだ。ただいえるのは、高齢化と人口減少が止まることはないというのがメインシナリオであるということだ。

上表のように、わずか2年後の2019年に、日本の世帯数はピークアウトする。そして今後は加速度的に空き家が増えてしまう。団塊世代が75歳以上の後期高齢者となるのも遠い先の話ではない。

厳しい日本の財政も抜本的に改善するのは難しい。行政サービスの質と量を現状並みにキープし続けることは困難だと考えておいたほうが賢明だ。

国土交通省が推進するコンパクトシティ構想は、主要駅周辺の再開発などにより各都市の中心市街地に人口を集中させ、医療や介護を含めた行政サービスの質を担保するものだ。逆にいえば、それ以外の地域では満足な行政サービスを受けられなくなる可能性がある。

新築マンション購入が本当に得か吟味を

建築費の高騰や地価上昇で、新築マンション価格が高水準になり、普通のサラリーマン世帯には手が届かないほどになっている(関連記事『大手4社が必死の価格維持 高止まりが続く』)。今後の持ち家については新築にこだわらない世帯が増え、中古マンションが売れている。マンションより戸建てが割安なエリアも急増している(関連記事『最新版 全国主要駅別マンション・戸建て比較データ』)。

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