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キャリア・教育 #これから伸びる中学・高校

[東京]京華中学・高校 中高一貫校の実力(1)

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先取り教育はせず自習の方法から教える

学習塾が選ぶ「生徒や保護者に勧めたい」学校のトップになった京華中学・高校。東京都文京区、都営三田線白山駅から徒歩3分の好立地にある男子校だ。

では何が評価されているのか。一つは入学後の偏差値に比べて大学合格実績が高い点だ。日能研が2018年入試に向けて予想したR4(合格可能性80%)偏差値を見ると、京華中学は30台後半と低い。だが2016年度の大学合格実績では東京大学、一橋大学、東京工業大学といった難関大学に合格者を出している。中学入学から高校卒業までの6年間で学力を伸ばす教育に優れているのだ。

京華は私立中高一貫校だが、先取り学習をしていない。「中学1~2年は徹底的に基礎を教え、落ちこぼれを作らない」と町田英幸校長は言う。

その指導はまさに初歩からだ。勉強する習慣を身に付けさせるために、自習のやり方から教える。教員は試験範囲の授業内容をプリントにまとめて試験前に配付する。「この内容を全部覚えるように」と指示し、試験勉強に向けて助け舟を出す。

英語と数学は、定期試験の結果を基に生徒を指名して補習を行う。学習の遅れが出ないようにするためだ。OBの大学生が放課後に来校し学習を手伝うサポート体制を整えているほか、希望者には夏期講習や冬期講習がある。

ネイティブの教員だけでなく、留学生とも話す機会を作っている

入学後の2年間で基礎固めをしっかり行うことによって、学力が「後伸び」しやすくなるのだ。

もちろんそれだけではない。中学では毎週1回「探究科」というアクティブ・ラーニングの授業も行う。そこではグループ学習を積極的に取り入れている。中学の男子生徒の多くは、「話した10の内容のうち3程度しか耳に届かない傾向にある」(町田校長)。そこでグループでのコミュニケーションを行い、相手の話を批判せずに「聞く」、自分の考えを「話す」能力を高め、違った視点から勉強への興味を引き出す。

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