物流センターの効率化実現
「物流センターの効率化・最適化に真剣に取り組んでいる」。そう語るのは、GROUNDの宮田啓友社長(45)だ。アスクルや楽天などで物流事業の責任者を歴任してきた宮田社長は、ECが発展する中で、物流の重要性に着目した。物流センター省力化のシステムを開発するため、アスクル時代からの仲間を引き連れて同社を立ち上げた。
最大の武器は、資本提携先のインド・グレイオレンジ社が開発した物流ロボット「バトラー」だ。物流センターの床面を移動する自走式ロボットで、棚の下に潜り、棚ごと作業者に商品を届ける。このロボットと同社のシステムを組み合わせて、省人化を実現する。
「同様の『キバ・ロボット』を米アマゾンが会社ごと買収し、そのノウハウを囲い込んでしまった。そこでどの企業も使える、バトラーなどで構成する日本発のオープン型物流プラットフォームを作りたいと考えた」(宮田社長)。賛同する岡村製作所や大和ハウスグループの出資を受けて、事業拡大を目指す。
岡村製作所の敷地内にショールームを開設したほか、この秋にニトリの大阪にある物流拠点に80台のバトラーを納入することが決定、事業が軌道に乗る道筋が見えてきている。
脳からの信号で義手が動く
この記事は有料会員限定です
残り 602文字
