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教養としての「昭和史」集中講義
教科書では語られていない現代への教訓
井上寿一 著
採用数の多い『高校日本史B』の教科書を基に、事実の羅列になりがちな記述からこぼれ落ちた歴史的事件の詳細をつまびらかにすることで、当時の時代状況や人々の意識などをあぶり出す。
たとえば、「なぜ当時の人たちは日中戦争を支持したのか。反対していれば、その後の日米開戦も原爆投下もなかったのでは」という疑問には、戦争は短期に終わると楽観視し、戦地で犠牲者が増え始めているのを知りながらも、戦争で景気がよくなることを期待していたと分析する。
著者は、現代の価値観から歴史を断罪するのではなく、フラットな視点で歴史を振り返ることで、今につながる教訓を読み取ることの重要性を説く。
キラーストレス 心と体をどう守るか
NHKスペシャル取材班 著
「キラーストレス」とは、知らないうちに人間の体をむしばみ、将来の死因につながりかねない重大なストレスのことをいう。どうやって心と体を破壊していくのか、そのメカニズムを最新の科学的知見からまとめている。
同時にさまざまなストレス対策も紹介している。生理学的な角度からストレスに負けない運動と食生活。さらには、心理学的、精神医科学的な角度から「コーピング」と「マインドフルネス」という方法を取り上げる。
前者は、臨床心理学の世界で主流となっている認知行動療法を応用したもの、後者はある種の瞑想によるストレス解消法で、科学的根拠と実践方法も掲載。反響を呼んだテレビ番組の書籍化。
統計学が日本を救う 少子高齢化、貧困、経済成長
西内 啓 著
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