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王者も自前主義に限界、ファナックの危機感 工場はIoTでいったいどこまで賢くなるのか

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米テスラ・モーターズの最新鋭工場では、赤く塗られたファナックのロボットが働く

「IoT化の潮流への回答として、まったく新しい製造業のネットワークシステムを作る」

工作機械のNC(数値制御)装置で世界トップのシェアを握る、FA(工場自動化)の王者・ファナック。稲葉善治会長の冒頭の言葉どおり、事業のIoT化へ大きく舵を切った。

ファナックは工場におけるIoTの基盤となるネットワークシステム「フィールドシステム」の販売を2016年内に始める。あらゆる機械が工場内のネットワークやクラウドにつながり、稼働データを吸い上げ分析し、結果を戻すことで、生産性向上を目指す。将来的に「数千億円の事業規模にする」(稲葉会長)。直近の売上高は6000億円強。会社の根幹になるということだ。

システムを作り上げるに当たり、ファナックは工作機械やセンサーなどの部品、ITシステム、アプリ開発などを手掛ける企業240社超をパートナーに迎えた。

工場とITの融合が一大企業連合を作った

「われわれの専門は制御技術。それだけではシステムは作れない」。稲葉会長にはそんな思いがあった。

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