オフィス用品通販大手のアスクルが、個人向けでも奮闘している。
2012年秋にサービスを開始した個人向け通販「ロハコ」は、15年5月期の部門別売上高が前期比64.7%増(199億円)と伸長。まだ赤字だが、14年4月に累計利用者数100万人、この7月に200万人を突破した。
拡大の背景には、取扱商品の拡充がある。ロハコのコアターゲットは首都圏在住の30~40代の女性だ。アスクルはこうした層の購買行動を分析。13年末に医薬品専門店を開設、14年夏には酒類販売免許を保有する会社を取り込み、今年4月からは化粧品の取り扱いも始めた。
このほか、メーカーと提携した限定商品の取りそろえも、利用者の増加に貢献している。一方で、家電の取り扱いは親和性が低いと判断し、販売を縮小するなど、データ分析を重視している。
主力のオフィス向け通販も堅調に推移。特に建設・製造業向けに発刊した新カタログと、医療・介護分野向けの商品拡充が功を奏し、新規顧客15万社の獲得に成功した。
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