3月期決算会社の決算発表が、今週にラストスパートを迎える。過去最高水準だった業績も輸出企業を中心に転換点を迎えているが、それに比べて内需系企業は安定した業績を続けている。
3月期決算の前哨戦ともいえる2月期決算は、サービス業や流通業など内需系が中心だ。上場会社数は4月19日時点で203社。3月期の2454社、12月期の375社に次いで3番目に多い。
その2月期決算会社の2016年2月期の営業利益実績と、会社側の期初予想を比べてみたところ(対象は比較可能な190社)、その差は平均でマイナス0.4%と、誤差の範囲内で着地していた。今17年2月期も約7%増と順調な伸びが見込まれており、引き続き市場の関心は内需系企業に集まりそうだ。
楽観できない個人消費
表1は、2月期決算会社を営業増益率の大きい順にランキングしたものだ。個別に見ると、上位に並ぶ流通業は実は最高純益更新企業を除けば前期の業績が芳しくなく、その反動として増益率が大きくなっている会社が少なくない。17年4月に予定されていた10%への消費税率引き上げの先送りが現実味を帯びてきたように、個人消費は楽観できない局面にある。
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