「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など若い女性向けブランドを中心に、1300店以上を展開するカジュアル衣料大手のアダストリア(旧ポイント)が、業績をV字回復させている。
2016年2月期の中間期決算(15年3~8月)は、営業利益が81億円と前年同期比4倍で、6年ぶりに過去最高を計上した。主力ブランドが好調で、中間期の既存店売上高は前期比4 9%増となり、客数、客単価ともに前年を上回っている。
実質創業者でオーナーでもある福田三千男会長兼CEO(最高経営責任者)は、「商品開発力が上がってきたことでV字回復した」と言う。
かつては仕入れが中心だったが、商品が競合他社と同質化していくことで業績が低迷。そこで10年、「チェンジ宣言」と称して生産機能を自社で持つ方針に転換し、SPA(製造小売業)化した。
「自社生産比率が4割に高まったことで、素材や品質などで商品の差別化ができるようになった。スタッフも自信を持って商品をお客様に薦めている」(福田会長)。
この記事は有料会員限定です
残り 423文字
