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ライフ #節税大百科

今回の税制改正は特殊だった 宮沢洋一 自民党税制調査会長

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みやざわ・よういち●1950年生まれ。東大法卒。大蔵省入省。宮澤喜一政策秘書を経て2000年衆議院初当選。経済産業相などを歴任。(撮影:今井康一)

今回はかなり特殊な税制改正だった。というのも、(軽減税率の財源として)4000億円の範囲内であれば税制調査会の中だけで決められるが、それを超えるものとなると、歳出カットも当然入ってくる。自民党と公明党とのいろんな意味での関係についても、基礎的な問題として考えないといけない。しかし2016年からは、当然ながら税調ベースの話になっていくだろう。

消費税の軽減税率は約3年前から議論を始めて、ようやく決着を見た。たとえば、17年4月1日に実際に間に合うのか、という問題がある。外食を除く案であれば、何とかギリギリ線引きはできて、実務的にも間に合うだろう。自民、公明間の協議では紆余曲折があって、最終的には外食を除いた食料品全般を対象にする結論になった。しかし、これからの作業はそれほど簡単ではない。それを何とか乗り越え、欧州で起こっているような訴訟が極力起こらないような、わかりやすい制度を作っていかなければならない。

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