株式投資は株価がぐんぐん上昇する高成長銘柄に注目が集まりがちだ。ただそういった銘柄は、すでにPER(株価収益率)が30倍を超えているなど割高感が否めない。日々株価を追えるデイトレーダーならまだしも、現役世代や投資初心者では、買い時や売り時を判断するのも難しい。
そこで今回、長期保有銘柄として堅実経営企業にスポットを当ててみた。左ページ表に掲げた会社は、過去3期にわたって売上高、営業利益ともに前期を上回り、その間増配も欠かさなかった銘柄だ。条件にマッチしたのは143社。全上場会社の4%にも満たない。表には予想PERの低い100社を掲載した。
建設・設備関連が上位に歴史ある企業がずらり
PERが10倍を下回る銘柄を見ると、1970年以前に設立された歴史のある会社が大半を占める。特に建設や設備関連など、地味なイメージの業種が多い。
1位は静岡地盤のコンクリート2次製品メーカー、ヨシコンだ。マンション分譲や建設資材も展開しており、近年では収益の大半を不動産事業が占めている。今2016年3月期は工場用地や宅地に加え、物流施設の誘致など不動産開発事業が利益を牽引している。来期は今期振るわなかったマンション分譲が回復する見通しで、増収増益が続きそうだ。配当も今期予想を含め5期にわたり増配しており期待が持てる。
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